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コンクールデレガンスで発表されたアストンマーティンOne-77のぶっといエグゾースト音



イタリア・コモ湖畔で開催された「コンクールデレガンス」でデビューしたアストンの手作りスーパーカー、One-77のオフィシャル・フォトはすでにリリースされていますが、会場で携帯で録画された映像に、野太いエグゾースト・ノートが記録されていましたので、お楽しみください。

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格好良くてナンボだ! 新型ジャガーXJ



7月発表予定のジャガーXJが、若干偽装を落としてテスト中に携帯カメラで取られてしまいました。かなりピンボケ写真ですが、コードネームX351と呼ばれる車両が、スムーズに流れる低いルーフラインを持ち、ライバルのアウディA8やBMW7シリーズよりずっとスタイリッシュで、むしろアストンのラピードのようだということが見てとれます。

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機械式ハイブリッドが次期ジャガーXJに採用される(かもしれない)!



ハイブリッドといえば、インサイトやプリウスのように電池に電気を貯めてモーターを駆動するタイプが一般的ですが、圧縮空気を利用するエア・ハイブリッドや、油圧を利用するハイドロ・ハイブリッドなど、運動エネルギーをいったん保存し、必要な時に利用するための様々なシステムが存在しています。そんな中、Torotrak社のフライブリッド・システムは、F1に採用されることが決定していましたが、ジャガーがこのシステムを次期XJに積むのではないか、と噂されているそうです。

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発表前のの新型シボレー・カマロ・コンバーティブルが、何故かカナダのGM工場の前に…。



開発はもうほぼ終わっているようです。何度も計画が遅延したカマロ・コンバーティブルは、2011年モデルとしてデビューの予定だそうです。

ソース:egmCarTech
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メルセデスSLS AMGガルウィングが、軽偽装でテスト中を目撃されました!



かつての名車、メルセデス・ベンツSLの正当な後継者で、来年の前半にはメルセデス・マクラーレンSLRに取って代わる予定のSLS AMGが、ヘビーな偽装を落としてテスト中に目撃されました。

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アウディA5の4(5)ドアクーペ、スポートバックのスパイフォト



9月のフランクフルト・ショーでデビュー予定のA5 Sportbackが、ドイツでテスト中にパパラッチされてしまいました。ほとんど偽装もされていません!

A5のデザインキューを取り込んだスリークなハッチバックデザインは、メルセデスCLSのライバルとして開発の薦められているペッタンコ4ドアクーペ、A7の弟分として登場する予定です。エンジンは、V6のガソリンとディーゼルのほか、RS5バージョンには4.2リッターのV8(450hp)が搭載されるとか。





ソース:Auto EXPRESS

ペッタンコ4ドアとか、使えないユーティリティー・カーとか、へそ曲がりが大流行の欧州ですが、エコに貢献しないエコカーは流行らないことを祈ります。
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空気を使うハイブリッド、スプリット・サイクル・エンジン



アメリカの技術開発会社Scuderi社が、“スプリット・サイクル”を採用した超高効率エンジンのプロトタイプを発表しました。大幅にエミッションが低く、史上最も効率の良い内燃機関のデザインだという、イメージだけではない、本当にエコロジカルなハイブリッド・エンジンの登場です。

このプロトタイプは1リッターのガソリンエンジンで有害な排ガスは既存の内燃機関より80%も削減されているそうです。Scuderi社社長のSal Scuderi氏は、
「もう7年もこのエンジンの開発を続けているが、私たちもこの技術が持つ可能性に、ほんの最近気づいたところなんです。ライセンス提供やOEMの契約がスムーズに行けば、多くの人が優れた燃費や環境にやさしい運転を享受することになるはずです」
と語っています。

新型エンジンを生産するためにはとてつもなく大きな投資が必要で、大企業のパートナーのいない現状では実現に向けて多くの課題がありますが、この技術がオットーサイクルに継ぎ、内燃機関を大幅に進化させる可能性があるとScuderiは考えているようです。通常の内燃機関の効率は33%ほどで、これは燃料の燃焼エネルギーの1/3を動力として利用できているということですが、スプリット・サイクル・エンジンならこの効率を40%~48%程度にまで向上させることができるようです。これは既存のエンジンより25~50%効率が良いということになります。

通常の4サイクルエンジンは、吸気・圧縮・燃焼・排気という4つのサイクルをひとつのシリンダーで受け持ちますが、スプリット・サイクル・エンジンはこの過程を分け、吸気・圧縮をひとつのシリンダーで、燃焼・排気をひとつのシリンダーで、計2つのシリンダーで行います。2つの目的の違うシリンダーをそれぞれ、空気を圧縮に特化したシリンダー、燃焼時の膨張率に最適化したシリンダーとして別形状に設計することができるので吸気の充填を最適化でき、高効率になるというわけです。また圧縮した空気を貯めるタンクをつければ、制動エネルギーを空気として貯められるエア・ハイブリッド・エンジンにもなり、この場合は、空気の温度が大幅に低くなるほかに、吸気を細かくコントロールしてさらに効率を上げられるというおまけもつきます。しかも、既存のエンジンと同じようなパーツで生産することができるため、複雑なスイッチングシステムの採用や、深刻な公害を引き起こしているニッケルなどの素材を使ったバッテリーは必要ありません。



ソース:MOTORAUTHORITY

昔から水陸両用車や空飛ぶ車などが開発されてきましたが、いつも性能的には「ワースト・オブ・ボス・ワールド(両方の世界の最悪)」と呼ばれてもしかたないものでした。これは適応しなければいけない二つの環境用の機能を一つにまとめているため、どちらの環境にいても、そこでは使わない機能を背負い込んでしまってるためです。

実は電気式のハイブリッド・カーも似たような問題をかかえていて、半分づつとはいえ、エンジンとモーター、燃料タンクとバッテリーの両方を積むため、大変重くなっていますし、生産のために追加される環境負荷も相当なものです。組立工場に集まってくるパーツの総移動距離のほうが、車中での一生分の移動距離を上回るのは間違いありません。一見ハイブリッドの燃費が良いように見えるのは、実は走行環境によるものだということを忘れちゃいかんのです。

その点このエンジンなら、走行条件に機敏に応じなければならないため、スイートスポットより柔軟性を主眼にして設計されたエンジンと違って、内燃機関の効率を大幅に上げられる(つまりパワーアップもできる)うえ、制動時に熱として捨てられれていた動的エネルギーを、複雑なシステムを使わずに活用することも可能なので、電気式ハイブリッドより安価に燃費の良い車を作ることが可能なんじゃないでしょうか。

イメージと価格競争だけで、自分さえ良ければよいとばかりに派手な喧嘩をふっかけるイメージエコ企業は素性がばれるまで放っておいて、エンジンおたくで真面目なマツダがこのエンジンを採用してくれるのをひそかに期待してます。
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保守回帰路線に回帰するBMWの6シリーズのスパイフォト



奇才、クリス・バングル氏がデザインを統括したとは到底思えなかったCSコンセプトの保守回帰路線は、新型の7シリーズやZ4に結実しましたが、結局バングル氏の退職が明らかとなった今、新型の6シリーズもやはりこの路線をキープするのは間違いないようです。ドイツの自動車会社は金太郎飴なデザイン手法を好む傾向がありますね。

サイケデリックなフィルムでカモフラージュされたボディーを仔細に眺めると、全体のプロポーションは変わらずで、“バングル尻”っぽいトランクリッドなどに、現行6シリーズの特徴も若干垣間見ることができますが、全体的に端正なフォルムで、退廃的なエッジはたっていません。テスト車はカブリオレですが、幌のルーフはおそらく偽装で、3シリーズやZ4と同じフォールディング・メタル・ルーフが採用されるのは間違いないようです。カブリオレのテスト車しかスクープされていないという事実をかんがみれば、メタル・ルーフのカブリオレだけで、クーペは廃止かもしれません。

メカニズムは次期5シリーズと多くを共有するはずで、
「自然吸気エンジンの気持ちよさを云々かんぬん」
と喧伝していたセールスマンの努力を灰燼に帰す4.4LのツインターボV8に、8速のZFトランスミッションが組み合わされ、Mシリーズは現行のV10を廃止して、燃費の良いツインターボV8をチューンしたものになりそうです。

エレガントと思われるスタイルに加え、ハードウェアの出来に不安はありそうもありませんので、新型の6シリーズも、憎しみと嫉妬の間に居座ることになりそうです。





ソース:Motor Trend
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トヨタがプリウスのアメリカでの価格を発表。裸の王様バージョンは$21,000、全部つけると$32,500



B層にがっつり狙いを定め、たとえ他社のエコ車でも増えさえすれば環境に良いはずなのに、不条理にも怒涛のライバル殲滅作戦を展開中のエコキング、3代目プリウスのアメリカでの販売価格が発表されました、が、日本とちがってそうやすやすとメディアはだまされてはくれないようです。
「んなこと言って、いろいろつけると実は高いんだろ? 燃費が89マイル/ガロンとか言ってるし」
ってなもんです。

トリムレベルはなんと5つ。見た目の価格をライバルに近づけるためにいかに苦労したかがしのばれます。$21,000の最廉価版は、おそらくほんとに何もついていないのでしょう、まだ装備の詳細については何も発表されていません。
最上級のVは、オプション無しで$27,270からで、ダイナミック・レーダー・クルーズ・コントロール、衝突防止システム、レーン・キープ・アシスト、インテリジェント・パーキング・アシストを含むAdvanced Technology Package(ATP)をつけると$32,520に達します。
でもATPを選ぶとソーラーパネルのオプションは選べません。

ソース:autobloggreen

たしかに宣伝効果は抜群でしょうが、そもそもサイズも想定される顧客の嗜好、ライフスタイルもまったく違うはずのホンダ・インサイトに対し、何故にここまで闘志をむき出しにして追い落としを図っているのかまったく疑問です。2代目プリウスのベースモデルが$22,000ですから、円高が進んだ今、-$1,000はかなりダメージなはずで、ここまでギリギリな価格設定をできるということは、あるいは国策としてこれ以上の円高も無いのでは? とうがった見方もしたくなります。

BMW M3 vs Prius

カナダの鉱山で掘ったニッケルを、タンカーでヨーロッパに運び精錬したあと中国に運んでパーツにし、日本でアッセンブルしたバッテリーを積むため、長期的に考えるとランドローバー・ディスカバリーより環境に悪いという調査結果が出てしまったプリウス。エコには貢献しないけど、少なくとも燃費はいいというのは果たして本当か、BMWのM3と燃費レースしている動画です。

ちなみにプリウスについてのこの記事以降の記事が、ふつうBloggerにアップするとすぐに反映されるGoogleの検索結果に、まったく反映されないという不思議現象が起こっているようです;-)
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株主ポルシェに立ち向かうアウディR8スパイダー



来年3月のジュネーブ・モーターショーでの発表にむけて開発のすすむR8スパイダーの予想イラストです。R8のデザイン上の特徴になっているBピラーを覆う大きなアルミパネルは、このスパイダーには採用されていないようですので、給油口も移動されるはずです。

ベースモデルはハードトップ版と同じ420hpの4.2リッターV8が搭載されるはずですが、S6に搭載されているV10(5.2L)をミッドレンジに、RS6に搭載されているツインターボのV10(5.0L)をRSバージョンに採用するのではないかと噂されています。当然エンジン出力の向上に伴って、シャシーやブレーキが強化されているはずです。このご時勢に豪儀なこってす。


このR8スパイダーのテスト車ははV10っぽいエンジン音がしているので、これはおそらくRSバージョンではないか、とのことです。飛び出すロールバーを採用していると思われるソフトトップ後端が隠されている以外、これといったカモフラージュもされていません。

株主ポルシェの911なみの機能性と実用性に子会社ランボルギーニのスーパーカーのエッセンスを足したR8のコンセプトは、ヒット映画へのプレイスメント広告もあり大当たりしていますので、このスパイダーも売れそうです。

ソース:MOTORAUTHORITY
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ジャガーXJのオフィシャル・ティーザーがリリースされました



現代風な色男に生まれ変わる予定のジャガーの旗艦、XJが、7月9日の発表を前にオフィシャル・ティーザーをリリースしました。Cピラー近辺の造形が少し不安です。



JAGUAR.COM/ALLNEWXJ
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リッター38kmの3代目プリウスが、予約販売だけで40,000台になりそうだと大本営発表されました。


Photo:autobloggreen

燃費がリッター38km(ガロン当たり89マイル)という発表で世界の失笑をかっている新型プリウスの受注ペースが、「発売前に40,000台に達する見込み」(by トヨタ幹部)と、ホンダ・インサイトの受注ペースを大きく引き離していることが、autobloggreen(元記事:Reuters)で報道されています。莫大な企業献金も無駄にはならなかったようです!

昨年度のプリウスの全販売実績が73,100台ですから、たとえ乗りもしないで購入する顧客が多いトヨタとはいえ、プリオーダーでこの数値は驚きの結果です。並べば並ぶほど行列が長くなる国民性からみて、このまま不景気をあざ笑うかのような快進撃が続くとみて間違いありません。デリバリーが始まれば、大量の廃棄処分車が出て、さぞかしエコとやらに貢献することでしょう。

ETC付きだけ1,000円均一というわけのわからない高速料金設定で、ETC取付け指定業者からの上納金ガッポガポと噂の道路システム高度化推進機構の理事長が会長職を務める、イメージエコと大量生産大量消費のハイブリッド、トヨタというモンスター企業からは今後も目が離せそうもありません。
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トヨタbB(サイオンxB)でちょろちょろ逃げ回る女性にポリスが翻弄されている映像



映画の影響なんでしょうか、逃げ切れたことなんか一度も無いのに、アメリカでは時々ハイウェーでの高速カーチェイスが展開されます。ただここまで奇妙なカーチェイスは初めてかもしれません。

サイオンxBで、きびきびチョロチョロと逃げ回る威勢の良い女性に、大きなポリスカーが翻弄されています。軽いものが重いものより素早く動けるという単純な物理の法則を改めて目にしました。

最後には重いポリスカーに囲まれて、これまた物理の法則で当然つかまっています。幸運なことに負傷者は出なかった模様です。

ソース:carscoop
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Voltecシステムを積むキャディラックのER-EVハイブリッド、Converjの量産車開発にGo…かもです



シボレーVolt用に開発されたER-EV(Extended Range Electric Vehicle)をベースに、キャディラックがゴージャスなデザインを施したクーペ、Converjが昨年のデトロイト・ショーで観客のハートを射抜いたのは記憶に新しいですが、やはりというか、開発コストの高いVoltecを、販売価格を高く設定できるプレミアム・ブランドから販売できるメリットは見逃さなかったようです。Motor Trend誌の記者Todd Lassa氏が、ConverjはVoltの1年後となる2011年の生産開始に向け、開発にGoサインが出た!とすっぱぬいてます。

アメリカのメーカーの場合大いに気になるコンセプトと量産車の乖離ですが、デトロイト・ショーでのGMのBob Kruse氏よれば、ConverjにはVoltとまったく同じシステムが採用されるが、さらに高い性能を発揮できるようにチューンされるそうなので、性能は大丈夫そうですが、このシステムを収めるためにはボディーは変更が必要で、若干ダウン・トゥー・アースになりそうです。

ただそうした懸念よりさらに重大な問題として資金の枯渇があり、もし先進的な車などの移動体開発用に米エネルギー省などが提供しているATVMローンが適用されないとなると、開発は断念せざるを得ない状況になりそうです。

実際、GMのスポークスマン、David Darovitz氏はautobloggreenに対し、
「Converjを取り巻く状況に何も変わりはない。この車はあくまでもコンセプトで、まだあらゆる検討段階であり、いかなる決定もされていない」
と、つれない返事だったそうです。

ソース:Motor Trend VIA autobloggreen
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フィアット500ベースのEVを“スウェード”


Photography by Scanpix

スウェーデン初の量産電気自動車が発表されました。といってもベースとなったのは2008年度のヨーロピアン・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した新型のフィアット500で、フィアットから送られてくるドライブトレーン抜きのドンガラ500に、福祉車両などのコンバージョンをてがけているスウェーデンのAutoadapt社が、Alelion Batteries社のリチウムイオン・バッテリーを積んでEV化して生産するコンバージョンEVで、今年中に100台、来年2010度は300台が生産され、パンダやグランデ・プントなど、他車種もラインナップに加わる予定だそうです。

22,000回の充放電に耐えるバッテリーは、航続距離のオプションが100km、150km、200kmの3タイプが用意され、極寒のスウェーデンでも大丈夫なつくりらしいです。

ソース:ELECTRIC AID
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大喰国民のためにメガ・レガシィ


ソース:cars.com Kicking Tires

ニューヨーク国際自動車ショーで発表された新型レガシィ・アウトバックを、cars.comのジョー・ワイゼンフェルダー記者がビデオ・レビューしています。

前回レガシィがモデルチェンジしたときにサイズがあまり大きくならなかったことに、国内の反応は概ね好意的なものでしたが、ジョー・ワイゼンフェルダー記者によると、アメリカでの反応は違ったようで、今回のサイズアップは歓迎されているようです。

たしかに中は広いにこしたことはないのですが、運転環境ということもあるので、レガシィが前回“山道を通らないといけない人や、5ナンバーサイズ用の車庫しかない、既存の顧客のため”にサイズアップを見送った英断をあっさり反故にして、世界中から借金して喰いまくり、ブクブクと横に縦にと膨張する某国の人々用にメガサイズのメニューを用意したのは、かつての親会社にして今や倒産寸前のGMの意向もあったのでしょう。せっかくサイズアップしたのに世の中は間逆の方向にすすんでおり、もしかすると課題に真摯に取り組む真面目さが裏目にでてしまうかもしれません。

生真面目に技術を追求するのもいいのですが、その方向性を導くビジョンも大切です。近年のスバルのアイデンテティーの迷走を見ていると、おそらく経営陣がしっかりとした道筋を示せていなかったんじゃないかと疑いたくなります。

ただ個人的にはスバルという会社は、I'm loving itです。
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マーブル紙風の春の装いに着替えたBMW 5シリーズ・ツーリングのスパイフォト



最近マイナー・チェンジが終わったアウディAや発売が1月後にせまったメルセデスの新型Eクラスにかわり、デビュー時からこのクラスのリーダー的存在であり、モデルチェンジを控えたBMW七五三ラインナップの中核を担う5シリーズ・セダンと、そのツーリングワゴンの次期モデルをめぐってさまざまな憶測がとびかっています。

そんななか、今年中に発表予定の2010モデルの5シリーズ・セダンは厳重な偽装をしてミュンヘン近郊の公道をテストしているのが何度も目撃されていますが、今回はセダンの12ヶ月後にデビューが予定されているツーリングワゴンがスクープされました。

ヘビーな偽装の外されたそのボンネットの下には、最近BMWが愛してやまないターボが採用される予定で、トップモデルにはBMWの不思議キャラ、X6に採用されたのと同じ4.4リッターV8ツインターボが積まれるだろうと見られていますが、BWMは最近、2世代目となるディーゼル用コモンレールシステムの開発に力を注いでいて、燃料噴射力が高まり出力が大幅に改善されたディーゼル・エンジンも数バリエーション、ラインアップに加わるはずです。トランスミッションは6速のマニュアルと6速のステップトロニック・セミオートのほかにZF製の8速ユニットの搭載も噂されています。

カーボンファイバーやアルミニウムの採用により重量も抑えられているようです。またアルミのスペースフレーム構造を採用したフロントセクションと、ハイテン鋼などを多用したモノコック構造の客室及びリアセクションにより、重量配分の最適化もねらっているとか。フロントサスはマクファーソン・ストラット、リアサスはマルチ・リンクなので、これはお姉ちゃんのお下がりでしょう。

ソース:MOTORAUTHORITY


厳重な偽装にかわり、マーブル紙風のフィルムで覆われたテスト車。フロントは先日発表された7シリーズに新型Z4の風味を足したような感じ?!


逆スラントのノーズと奇をてらわない(特徴の無い)たたずまい。ワゴンはともかく、セダンは7シリーズの縮小コピーになってしまいそうです。


鬼才、クリス・バングルが突如BMWを去ったのは、この保守路線のせいでしょうか?
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16年ぶりに復活したVWのシロッコのホットバージョンがリングでテスト中に捉えられました



あたたかくなってくると、ドイツのニュルブルグリング(通称「リング」)に開発中の新型車がたくさん集まってくるので、テストをしている様子が捉えられることが多くなります。今回は200年に16年ぶりに復活してVWのシロッコのホットバージョン、Scirocco-Rが捉えられました。

追加された前後とサイドのアンダースポイラーや、フロントバンパーのインレットが広げられいるなど、ノーマルよりかなりスポーティーなルックスになっているようです。

エンジンは272psの2リッターと噂されていて、同じエンジンを積むとみられるGolf-R20といっしょに5月21日のニュルブルグリング24時間耐久レースに参加するかもしれないそうです。




手前がノーマルのシロッコ。よく見るとポジションランプの下のインレットがダミーなのがわかります。後ろのRはここがばっちり開いています。

ソース:WORLDCARFANS.com


IROCコンセプトとして発表されたシロッコですが、ぱっくり開いたダッチワイフ面が生産前に回避されたのは朗報といっていいでしょう。
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2010 Nissan 370Zロードスターのアルバム


ソース:cars.com Kicking Tires

大味なモデル体型から、曾々お祖母ちゃん似のトランジスタグラマに変貌し、ヤンキーのハートを鷲づかみにしている日産370Zのオープンバージョン、ロードスターのフォトアルバムがアップされてましたのでお楽しみください。ニューヨーク・オートショーでの様子です。
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次期911のオシリ写真



ソースは不明なのですが、いつもはリアウィングまわりを厳重に偽装してテストを繰り返している次期ポルシェ911の、リア部分が見える写真をみつけました。真偽は不明です。

リトラクタブル・スポイラーは、フード上の小型のものからフェンダーに切込む幅広の形状のものになるようです。

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2010ポルシェ・パナメーラ初の同乗記



ポルシェ初の4ドアというか5ドアハッチバック、パナメーラの初同乗記がLEFT LANEに掲載されました。Michael Taylor氏の記事です。

ポルシェは「孫子の兵法」を読んだことがないのか、それとも信じていないのか…。
と始まる記事は、高級リムジンのように高級かつ快適で、並のスポーツカーに後塵を浴びせる性能を持ち、優れた燃費性能を発揮するこの完璧マシンが、シュトゥッツガルトやミュンヘンはもちろん、インゴルシュタッド、英国やイタリアはもちろん日本のすべての、あらゆるカテゴリのライバル達に宣戦布告をした、と伝えています。

孫子の兵法 (図解雑学)←お約束のAmazonリンクです。

開発グループの責任者、Dr Heinz-Jakob Neuβerによると、この全長5メートルを越すグランドツアラー、すべての特性において非常に優れているユニークな存在になると強調しているそうです。感情的にはライバルは実はマセラティのクアトロポルテだったそうですが。

パワフルな4ドアとしてはBMWのM5やAMG、アウディのRSなどがライバルですが、燃費は、もっとプアなエンジンを積むメルセデスのEクラスやSクラスが、快適性では、BMWの7シリーズやメルセデスのSクラスがライバルだそうで、あげくスポーツ・ドライビングにおいては、ひたすら動力性能を追求してデザインされたスポーツカーに迫る性能だそうです。つまりある価格より上の車はほとんどライバルということになります。

車高を下げるために排気管をセンタートンネルに通したり、コンピュータ制御で容量を調節するエアサスを採用したり、高効率な4WDシステムにするために、エンジンに前輪駆動用のシャフトを通したりと、技術的なトピックはつきないのですが、実際に試乗して驚いたのは実は出来の良いインテリアだったとか。

厚みの必要なアルミではなく、スチール製のモノコックを採用したのは、フロアを低くおさえ、インテリアを広くとるためで、実際ドライバーシートは911より3センチ高いだけらしく、しかも十分なサイドサポートを保ちつつ細くつくられたフロントシートのおかげで、リアからの眺めも非常に良いそうです。


リトラクタブルなリアスポイラーは角度の調整がきめ細やかになり、ターボは上がった後、左右にガバッと広がるタイプが装着されています。


こうしてみると、あまりフロントミッドシップでもなさそうです。
組み合わされる変速機は、911でデビューした7速PDKを改良したもの。リアエンジンの911では変速機は短くて幅広で、フロントエンジンのパナメーラはもっと細くて長い変速機が必要だったので、911用で3本使われているシャフトを2本にしたもので、22ポンドほど軽いものが搭載されています。


ソース:LEFT LANE
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GMの最終兵器VOLTのテスト・ミュールにCNN(Money)が試乗した動画


CNN Monayといえばブルンバーグのようにひたすら、金・金・金・金・金、あっちも金、こっちも金、とにかく金・金・金・金…と金利やら株やらの情報を垂れ流す伝えるメディアですが、普段は自動車の試乗などしないCNN Moneyの記者、Peter Valdes-Dapena氏が、角番どころか引退のかかっている自動車業界の巨人GM最後のホープ、発電機付きのハイブリッドEV、Voltのプロトタイプに試乗している動画です。

そういうメディアですから当然目線は
「本当に投資する価値あんのかよ?!」
であり、自動車メディアに限らずさまざまなメディアに未完成のミュールを試乗させているGMの狙いも要はIRです。

さて、報道界の巨人CNNの全体的な感想はというと…。

CNN記者の試乗したVoltは、すでに発表されているプロトタイプとは違う走行試験用で、まもなく発表されるシボレー・クルーズに自慢のVoltecのドライブトレーンを移植したもので、スタイリングもそうですが、そもそもボディーが違うのですから、サスペンションやステアリングなども生産型のVoltとは違っているでしょう。残念ながら試乗がEVモードに限られているのは、GMの技術者がまだガソリン発電モードをチューニング中だったからだそうですが、エンジン付きとはいえ、駆動は完全に電気で、しかも日常の使用のほとんどがEVモードになるはずのVoltですから、ごく初期段階の試乗としては十分に参考になるはずです。本当なら。

Peter Valdes-Dapena氏はパワフルな加速には満足そうでしたが、大量のバッテリーを積むことによる重量増加については懸念しています。
「最初は小さなクルーズのようだったが、カーブに差し掛かってステアリングをきったとたん、キャデラックのように感じた」
そうで、つまり「期待できる、が、完璧ではない」で、いかにも経済記者らしいどうとでも取れる感想なので、投資は自己責任で計画的に。

駆動系のテスト・ミュールでハンドリングテストしちゃってるピントのずれ方が笑えます。

ソース:Autoblog
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アストンがラピードのオフィシャルフォトをリリース



アストンのデザイン・ディレクター、Marek Reichman氏が、
「世界で一番美しい4ドア・スポーツカーをつくりたかったんだ」
と、熱い胸中を吐露しているアストンマーティンの新型車、ラピードが、今年9月のフランクフルト・モータショーでの一般公開を前にオフィシャル・フォトをリリースしました。

後輪を駆動するのはアストン製の6リッターV12エンジン(470ps、61kgm)で、タッチトロニックという変速機に最適化されているそうですが、まだ詳細は不明ですが、アストンとしては初めて英国以外のオーストリアで生産されることが決定しています。



ソース:WORLDCARFANS.com


2006年デトロイト・ショーで発表されたラピード。


アウトラインを比較してみると…。
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サイオン版トヨタのチョロIQの走行シーン


ソース:carscoop

3mの全長に3人の大人を収容する。そんな無理難題を達成するため技術者が心血をそそいでミリ単位でレイアウトを工夫しなんとかスペースをひりだしたトヨタのウォークマン、IQの、何を考えたか前後のフェンダーを押し広げ、馬鹿でかいタイヤを押し込んで、本来目指していた理想形を完璧に冒涜しまくってしまった身も蓋も無いコンセプト、サイオンIQの走行動画です。

ニューヨーク・オートショーに出品されていますが、IQがアメリカで販売されるかどうかについてはまだ何もアナウンスされていないようです。

大幅なサイズアップにもかかわらず当然インテリア・スペースは改善されているはずもなく、精進料理にチーズとタバスコをぶっかけてファーストフードに仕上げたようなすさまじさですが、実際にこの形で販売されることは絶対に無いでしょう。
派手好きな国のお祭り用ですからこれでいいんです。というかこの爽快なくらいのセルフ・パロディー精神、サイオンらしくてなんか好きです。
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新型ゴルフGTIが若葉ドライバーにご遠慮願ってるCM


ソース:carscoop

ホットハッチの横綱、新型ゴルフGTIのドイツ国内用コマーシャル動画が公開されています。
動画の最後で、助手席に座っている運転者の息子と思われる設定の若者がキーをお預けされていますが、そのあとのキャプションで、「熟練者(ドライバー)専用」と表示されていますので、お子様にはオススメできない激辛ホットハッチに仕上がってるようです。

たしかにGTIを買うような人は、関取フィギュアスケーターに乗る人よりは運転がうまそうですね。
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ツインターボ555馬力V8搭載!BMW X6Mが無意味に温暖化を加速している動画


ソース:carscoop

オフロードの走れないオフローダーにして、ユーティリティーはスポーツカーなみ、なのにオンロードの走りはオフローダーなみという不思議キャラ、BMW-X6に、555馬力のV8ツインターボを押し込んでMバッヂをつけ、その不思議っぷりを極めているBMW X6Mの走行動画です。

関取がフィギュアスケートしているような感じ、とでもいいましょうか、ま、見世物としては面白いのではないでしょうか?
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二人乗りセグウェイP.U.M.A.の動画


ソース:cars.com

横2輪の電気ヴィークル、セグウェイとGMのジョイントプロジェクト、P.U.M.Aに、cars.comのKelsey Mays氏が試乗している動画です。

セグウェイのプロダクト・デザイナー、Derek Hugger氏の操縦でスタート、回転、ストップを体験していますが、よく見ると、重心移動で操縦するセグウェイの機能はそのままで、ボディーを大きく前後にスライドさせる仕組みのようです。ただ、ステアリングは重心移動を伴わないようなので、カーブはかなり怖いんじゃないでしょうか?

最高速度は35マイル/時、最大35マイル走り、フルチャージに必要な電力は35セントだそうです。

プログラム・ディレクターのChris Borroni-Bird氏によると、アジアやヨーロッパなど、アメリカ以外の都市で、バイクや自転車の代わりに普及させることを狙っているようです。

安全性や信頼性などまだまだ課題は多そうですが、なりふり構わないお下劣戦略のトヨタより、倒産寸前のGMのほうが真面目にいろいろ取り組んでるようですね。
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GT-R SpecVの試乗動画です


ソース:GT CHANNEL

格安ポルシェキラーとして世界に名をはせた日産GT-Rの高性能版、Spec-Vに、Sam Mitani氏が試乗した動画がGT-Channelにアップされました。

「カーボンブレーキがついて2シーターになって、価格が倍だけど、ホントにそれだけの価値あんの?」
というサムさん、日産のテストトラックをラップして、おったまげています。

「すべてがタイトでハンドリングもエンジンもぜんぜん別物!」
「Spec-Vをクラッシュした最初のジャーナリストにはなりたくないから限界は試してないけど、このまま一日中乗ってたいよ」
とご機嫌です。

0-100kmは3.2秒(!)、0-400mはなんと11秒だそうです。

このSpec-V、いまのところアメリカへの輸出の予定は無いそうで、サムさん、残念がってます。

おまけ:おなじみイギリスのオバケ(カ)番組TopGearのGT-Rvs新幹線
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フランクフルト・ショーで発表予定の2010オペル・アストラの写真がリーク!



2009フランクフルト・モーターショーで発表予定だったオペル/GMのコンパクト・ハッチ、アストラの写真がネットにリークしてしまいました。

詳細なスペックなどは明らかではありませんが、GMによると新世代のアストラは、その技術的革新と新しいデザインによって、コンパクトハッチ・セグメントのスタンダードを押し上げるものになるそうです。

GMのDelta-IIと呼ばれる新世代プラットフォームに、ELEVのハイブリッド、Voltやクルーズと同じ1.4Lのターボエンジンが採用され、ハッチバックとワゴン、ハイパフォーマンスバージョンのGTCが登場予定です。


ヨーロッパで評価の高い近年のオペル・デザインですが、アストラもその例に漏れない端正なスタイリングです。


インテリアも隅々まできっちりデザインされています。


ソース:LEFT LANE
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新型プリウスの10.15モード燃費に海外メディアが「んなアホな」とつっこみを入れています


ソース:ecogeek

10.15モード燃費がリッター38kmと発表されたトヨタの天才オニギリ、プリウスに、ecogeekが「アメリカではガロンあたり50マイルって発表されとんのに、日本じゃ89マイルって、どういうこっちゃねん?!」とつっこんでいます。

50マイル/ガロンということは、リッター22km程度ですから、実燃費とほぼ同等ですが、リッター38kmとはおおきくかけはなれています。

10.15モードと、実際の燃費の乖離は以前より度々指摘されてますので、2011年4月からは、JC08モード燃費という新しい測定方法に切り替わることがすでに発表されていますが、それにしても、リッター38kmなどという、素人でもウソとわかるトンデモない数値を大本営発表した日本政府に、「プロとして恥ずかしくないんか!」と、鼻息が荒いです。

このプリウス、たしかにアップグレードしてるんでしょうが、なんだかマーケット手法がえげつないというか、品が無いというか…。ライバルのホンダ・インサイトよりクラスが上なのに、ベース価格を+10万円まで下げてきたりとか、旧型も併売(インサイトより安く)とか、タイミングを計ったように税制優遇措置が発表されたりとか、なんだかお下劣です。ただし、確実に売れるとは思います。実際予約は1週間で1ヶ月の目標の10,000台を軽く超えたとか…。あくまで大本営発表ですが。
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新型スバル・レガシィ・アウトバックのオフィシャル・フォト


ソース:CARSCOOP

う~ん…。


見れば見るほど…。


落ち着かない気分になってくるスタイルです。プロポーションも悪いですが、ディテールも煩雑すぎでしょう。デザインの過程で、いったい何があったのでしょうか?

おそらくは当時のパートナーGMの意向で、チーフデザイナーにアンドレアス・ザパティナス氏をむかえたあたりからアイデンテティーの迷走があったようですが、未消化なデザインのまま商品化したように見えます。

スバルはハードウェアの評価は高いので、デザインで本当に損をしているのではないでしょうか。逆に言えば、デザインさえなんとかすれば、もっと売れるはずですから、“改善”すべきところがはっきりしているといえます。
オリビエ・ブーレイ氏がデザインした初代レガシィ、ハンス・ムート氏デザインの初代インプレッツァ、御大ジウジアーロ氏デザインのアルシオーネ(セールスは失敗ですが、いまだにカルト的人気)など、過去のヒット作は、明らかに「デザイン」がキーになっているのですから。

ちなみに、アンドレアス・ザパティナス氏は、おそらくあの物議を呼んだプロペラ・グリルの考案者とカン違いされてしまったのが原因なのか、デザインチームとは喧嘩別れしてしまっているようですね。そういえば初代レガシーのオリビエ・ブーレイ氏も三菱ではチームから完全にオミットされて辞められているようです。
両方とも、業績悪化中の日本企業に、外資の親会社がチーフデザイナーを押し付けたパターンでしたね。
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アウディの皮をかぶったランボルギーニ、RS5



アウディのクーペにランボルギーニに搭載されているV10の5リットル版を押し込んだRS5が、おそらくプロダクション用と同じフロント・バンパーをつけて走っているのを写されました。リアはS5のものが移植されているようなので、実際にはもっとアグレッシブなスタイルになりそうです。

ニュルブルグ・リングでテスト中のRS5のエンジン音は、相当に良かったようです。




ソース:SPYSHOTS.NL
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アキュラのBMW-X6が、デビュー前に見つかっちゃいました


ソース:Autoblog

前評判のやたらと悪いアキュラの新型クロスオーバー車にして、BMW-X6のイミテーション、ZDXが、ニューヨーク・オートショーでの発表前に写真に撮られてしまいました。

う~ん、どうなんでしょう…。まわりまわって、ただのハッチバックにしか見えないんですけど…。
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日産370Zロードスターの続報!


ソース:Autoblog

ウェブキャストの前に、発表されてしまいました!


グラマラスなお尻で、ちょっとオムツっぽいです。