機械式ハイブリッドが次期ジャガーXJに採用される(かもしれない)!



ハイブリッドといえば、インサイトやプリウスのように電池に電気を貯めてモーターを駆動するタイプが一般的ですが、圧縮空気を利用するエア・ハイブリッドや、油圧を利用するハイドロ・ハイブリッドなど、運動エネルギーをいったん保存し、必要な時に利用するための様々なシステムが存在しています。そんな中、Torotrak社のフライブリッド・システムは、F1に採用されることが決定していましたが、ジャガーがこのシステムを次期XJに積むのではないか、と噂されているそうです。





フライブリッドは、フライホイールに運動エネルギーを貯める機械式のハイブリッド・システムで、バッテリー式に比べ、大幅に小さくて軽く、しかも環境負荷も低いというメリットがあります。しかし構造上出力軸の近くに設置しないといけないので、重量バランスの点などで、設計の自由度が少ないことや、当然ですが、“プラグイン・ハイブリッド”にはならないというデメリットがあります。フライホイールはカーボン製のケースに収められているので、事故の時などに外に飛び出してくるようなことは無いようです。

電気式ハイブリッドは、運動エネルギーを電気エネルギーに変換し、それを電池に貯め、電気を運動エネルギーに変換するため効率が35~40%ですが、運動エネルギーを運動エネルギーとして保存するフライブリッドは最大で70%もの効率に達するそうです。

ソース:autobloggreen

Trotank社のKERSシステムについての簡単な解説動画。



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