大喰国民のためにメガ・レガシィ


ソース:cars.com Kicking Tires

ニューヨーク国際自動車ショーで発表された新型レガシィ・アウトバックを、cars.comのジョー・ワイゼンフェルダー記者がビデオ・レビューしています。

前回レガシィがモデルチェンジしたときにサイズがあまり大きくならなかったことに、国内の反応は概ね好意的なものでしたが、ジョー・ワイゼンフェルダー記者によると、アメリカでの反応は違ったようで、今回のサイズアップは歓迎されているようです。

たしかに中は広いにこしたことはないのですが、運転環境ということもあるので、レガシィが前回“山道を通らないといけない人や、5ナンバーサイズ用の車庫しかない、既存の顧客のため”にサイズアップを見送った英断をあっさり反故にして、世界中から借金して喰いまくり、ブクブクと横に縦にと膨張する某国の人々用にメガサイズのメニューを用意したのは、かつての親会社にして今や倒産寸前のGMの意向もあったのでしょう。せっかくサイズアップしたのに世の中は間逆の方向にすすんでおり、もしかすると課題に真摯に取り組む真面目さが裏目にでてしまうかもしれません。

生真面目に技術を追求するのもいいのですが、その方向性を導くビジョンも大切です。近年のスバルのアイデンテティーの迷走を見ていると、おそらく経営陣がしっかりとした道筋を示せていなかったんじゃないかと疑いたくなります。

ただ個人的にはスバルという会社は、I'm loving itです。

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