新型スバル・レガシィ・アウトバックのオフィシャル・フォト


ソース:CARSCOOP

う~ん…。


見れば見るほど…。


落ち着かない気分になってくるスタイルです。プロポーションも悪いですが、ディテールも煩雑すぎでしょう。デザインの過程で、いったい何があったのでしょうか?

おそらくは当時のパートナーGMの意向で、チーフデザイナーにアンドレアス・ザパティナス氏をむかえたあたりからアイデンテティーの迷走があったようですが、未消化なデザインのまま商品化したように見えます。

スバルはハードウェアの評価は高いので、デザインで本当に損をしているのではないでしょうか。逆に言えば、デザインさえなんとかすれば、もっと売れるはずですから、“改善”すべきところがはっきりしているといえます。
オリビエ・ブーレイ氏がデザインした初代レガシィ、ハンス・ムート氏デザインの初代インプレッツァ、御大ジウジアーロ氏デザインのアルシオーネ(セールスは失敗ですが、いまだにカルト的人気)など、過去のヒット作は、明らかに「デザイン」がキーになっているのですから。

ちなみに、アンドレアス・ザパティナス氏は、おそらくあの物議を呼んだプロペラ・グリルの考案者とカン違いされてしまったのが原因なのか、デザインチームとは喧嘩別れしてしまっているようですね。そういえば初代レガシーのオリビエ・ブーレイ氏も三菱ではチームから完全にオミットされて辞められているようです。
両方とも、業績悪化中の日本企業に、外資の親会社がチーフデザイナーを押し付けたパターンでしたね。

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