フェラーリの大衆車、F430の後継、F450がポロりしちゃいました




ソース:Auto EXPRESS

レースをやるための資金稼ぎに数多の金持ちに少量生産の贅沢な高級「ロードカー」を売っているイタリアの跳ね馬、フェラーリの最廉価版にしていちばんの稼ぎ頭、F430の後継車F450が、イタリアでトラックに載せられているところを激写されてしまいました。スタイルはF430から大きく変わっていて、ポルシェと違ってデザイナーはちゃんと仕事をしているようです。

フェンダーの抑揚はもはや往年のコルベット・スティングレーなみとなり、大型化されたサイドの冷却用通気孔が、エンジンやブレーキの大幅な性能アップを物語っています。

実際その名の通り、搭載されるV8エンジンは0.2リットル大きくなって4.5リットルとなり、最大のライバルにして猛牛の皮を被ったアウディ、ランボルギーニ・ギャラルドに対抗すべく最高回転数を引き上げた結果、およそ500馬力を搾り出すそうです。

変速機も先に発表されたカリフォルニアに搭載された7速のツインクラッチを、ミッドエンジン用にモディファイしたものが積まれる予定で、そのチューニングも相当にスポーティーなものになっているようです。

エンジンを大きくして精度を上げて変速機をアップデートしただけなら順当なモデルチェンジですが、実はこのF450、F1に導入の決まった減速時のエネルギーを回収して加速時に再利用するシステム、KERS(Kinetic Energy Recovery System)を搭載した初の自動車になるかもしれない、という驚きの情報もあり、もしこれが本当なら今まで熱として捨てられていたエネルギーを再循環する、エコな大衆車としてデビューする可能性も出てきました。あくまでもフェラーリ的には、という意味ですが。

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