クラシックなスタイルを捨てて伝統回帰するジャガーのフラッグシップ


ソース:MOTORAUTHORITY

XJ-6から数えて4世代目となるXJシリーズのスパイビデオが公開さてれいます。初代から基本的なスタイリングを変えなかったXJシリーズも、ここにきてXF風のモダン路線に大きく方針転換するようです。

本国では現行のXJのスタイリングは、ライバルのドイツに比べ“古くさくて進歩しないイギリスの製造業”を象徴したもののように思われているところがあって、あまり評判は良くありません。一方、エンジン以外のハードウェアの評価は高かったので、新型XJは二枚目の弟、XFのルックスをまねて仕事もできる色男を目指したものと思われます。
写真のとおり前後のウィンドウはかなり寝ており、車体が大きくなった分、室内高を確保しつつ車高を低くおさえられるので、XFのコンセプトカーなみにペッタンコクーペ風となりそうです。

もともとジャガーは、値段の割にモダンでスタイリッシュな車をつくることから上流階級を中心に人気が出たメーカーなので、インドの会社になって初めてのジャガーは、植民地にそのまま残る支配国の文化のように、伝統を色濃く引き継いだものとなりそうです。

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